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令和4年度 認知症初期集中支援チ-ム全体会

日 時 令和5年2月15日(水)18:00~19:00
場 所 2階小会議室
参加者 サポート医:3名、チーム員:2名、包括:6名    計 11名
概 要 1.令和4年度の取り組みについて 《チームで支援をしてみた意見・感想》  ・病院に連れてくるまでが大変。そこを越えたらその後はスムーズに流れていく。 ・先日、初期集中支援チームで関わっているご本人やその家族が、診察時に先生に話を聞いてもらえると  気持ちが楽になると言われていた。先生の声かけが安心感につながるのだと思う。 ・安心して帰られるとその後の受診につながりやすくなる。 ・工夫しながらよく病院につなげられていると思う。こうすれば絶対に良いという方法はないが、本人が  問題と思っていること、例えば「眠れない」等のキーワードが出たらそこを切り口につなぐのも良いか  もしれない。 ・包括同行で受診をすることがよくあるが、診察はスムーズに進んでいる。みんなが心配している、大事  にしているとの思いが伝わり、一緒に時間を過ごしてくれる安心感があるのではないか。 ・対応した案件で予約していた通院日に受診拒否があったため、外来に相談をすると、すぐに日程調整を  頂いたことがあり大変助かった。 ・家族は困っているタイミングで相談をするため、予約で配慮頂きありがたい。 ・運転返納を支援した案件では、正直、トラブルになるかと思ったが、案外、素直に受け入れたといった  印象。別の患者は返納後に返納したことを忘れて運転し、自損事故をした案件もあったので鍵を隠すな  ど物理的に運転できないように支援をして欲しい。 《委託ケースについて》 ・チーム員としてどこまで介入して良いか。 ・内服治療によって妄想が取り除かれるとは言い難い。チームでの見立て(診断)や支援内容、今後につ  いて家族に伝えてみてはどうか。何も聞かされていないままでは、家族が判断しにくい。 ・家族への現状共有を行っていく。 ・今年度の後半はコロナ対応に追われた。来年度は地域に出て活動したい。初期の段階で医療につなげて  いくことの難しさを感じている。退院後、関係機関へのつなぎの支援を行いたい。 2.認知症診断費助成事業について ・まだまだ事業が知られていないので広くPRをしてみては。 ・包括としても対象者を拡大するか、個々のケースに一つひとつ対応をしていくか、今後について検討を  している段階。 ・払い戻しの手続きは上手くいっているか。 ・現在は通院同行をしながら個々のケースに支援をしているため手続きに関してもスムーズに対応ができ  ている。 ・今後、マンパワーが足りるか心配。 ・診断後はその後の生活に関しても方針を立てていく。人員不足が心配。 ・他の職域の力を借りながら進めていく必要があると感じている。 ・病院では予約がとりづらい状態が生じている。診断を受けたくても医療の受入れ体制が整わないことが  予想される。