概 要 |
1)令和4年度認知症施策について
○認知症初期集中支援チーム(検討委員会)
・1月以降、対応開始件数が伸び悩んだのはなぜか?
⇒総合相談による支援で対応し、認知症初期集中支援チームに結びつけることができなかった。
・初期集中で関わった方で入院になった人は?
⇒1名
・受診を拒否する方に対して、病院受診などどのように勧めているのか。
⇒認知症検査とストレートに言うとほとんどの方が拒否される。健康診断などと言って病院へ一緒
に行くこともある。
・すごく丁寧に関わってもらっている。検査して終わりにならないような関わりをしたい。
・最近多い事例として、介護保険を知らない方も多い。また、MCIの方など、介護保険申請をしてか
ら認定結果が出るまでに空白の期間がある。診断後、家族としては薬を飲んで欲しいと希望され処
方するが、支援がないと飲めないことが多い。医療の訪問看護でフォローしているがこの空白期間
に薬剤師の方の協力などはないだろうか。独居の方の支援について薬が飲めない、家族も遠方で支
援する人がいない状況がある。
⇒そのような方を初期の対象者として包括に発信してもらえると包括も関わり、一緒に支援方法を
模索できたら。
⇒薬が飲めない方に対する解決策がすぐに浮かばないが模索していきたい。
○宇和島市認知症診断費助成事業
・診断した後のフォローについて、自分たちも十分にできていない。鑑別診断後、それぞれの状態に
合った(MCIの方・アルツハイマーの方)パンフレットを渡している。
・受診後は介護につなげている。生活面のフォローが大切。老々介護の方に対しては早めに施設を提
案する。介護保険を知らない人もいるのでもっと周知が必要。
○認知症普及啓発事業
・居宅介護事業所ではお役立ちノートを1人1人が持ち歩いている。家族や心配な方に対して、病状や
進行状況が細かく書いているので説明しやすい。
・支所では介護保険申請が増加傾向。その際、窓口でお役立ちノートを使って説明している。地元の
かかりつけ医の先生にもPRしている。
・10/30、パフィオとフジグラン北宇和島の2か所で「検査と健康展」を実施。包括は北宇和島でタ
ッチパネルを実施。肌年齢や、試食、ニンテストなどを組み込んで集客を図った。
・地方局ロビーにも展示コーナーがあり、認知症に関する啓発ポスターなど掲示ができるため、周知
等で協力したい。 |