概 要 |
1)ICTによる情報ネットワークの構築
○みさいやネット進捗状況報告
・みさいやネット登録患者数、患者共有割合 微増、月別患者登録数 月40人で推移
施設別ログイン:居宅、地域包括、薬局、訪問看護の順
新しいツールとして、認知症初期集中支援チーム用文書テンプレートやジェノグラム作成が可能に
なった。
○みさいやネット運用状況の確認等地域連携室訪問報告
・訪問したことでみさいやネットの利用がスムーズになったので、有意義な訪問になった。
【ご意見】
⇒みさいやネットの更新が増えたとは思わない。持参する人が多く、その関係も大事にしたい。
しかし、FAXでは文字が潰れるのでみさいやネットで送って欲しい。
⇒直接顔を見て渡すことで伝えることできるので、自分たちは当日中に持参している。
土日祝はみさいやを使っているというところある。
プラン作成に使用しているソフトがみさいやネットと使用端末が違うので、利便性が悪い。
⇒情報提供加算が3日以内になった。手渡しとどちらが便利か話してみてほしい。
○「Q&A」完成(12月上旬みさいやネット導入事業所宛周知済)
○Net4U NOTE専用タブレット端末貸出運用について
・現状報告(タブレット10台中/現在4台稼働/緩和ケア1台)
各医療機関在宅緩和ケアケース等で使用できないか
みさいやネット登録「口頭同意書」の紹介
徳洲会宇和島病院緩和ケアチーム、愛ほっと訪問看護に口頭同意のご検討をお願いした。
【ご意見】
⇒みさいやネットが開始したころは同意を取っていたが、ケアマネさんたちが取ってくれるので退
いていた。口頭での同意では困ったことはない。連携取りたい人は同意提案できる。
⇒ICTを用いた情報連携の加算が100点取れることになった。ご検討を。
2)多職種連携研修会兼定住自立圏合同研修会(2月10日)報告
斎川先生「新潟市における在宅医療・介護連携推進の取り組み~医師会コーディネーターの立場から」
久保田先生「千葉市の在宅医療・介護連携の推進~地域共生社会に向けて~」
参加者71名、15の職種で参加があった。
今後の希望は在宅医療や、ACP・人生会議がやや多い。
【ご意見】
⇒自組織だけでは叶えられない目的を、多職種と連携するという話が心に残った。
情報を取りにいけないところがある。忙しいと言い訳せず、職員の意識を高めたい。
DNARなどの共有にスワンネットは良いと思うが、誰が、どのくらいのスパンで?など課題。
3)ACP啓発について
○2月25日(日)市民公開講座 無料チケット700枚完売
【ご意見】
⇒今回の講座は市民目線で、在宅緩和ケースや現状などを話したい。
⇒見守りサービスについて伝えて、へき地や遠隔地での可能性を伝える。
⇒みさいやネットの利用やNOTEを紹介する。
○「私の人生会議ノート」活用について(市民への普及)
今回の目的は、DNARに代わるものではないことが前提。「人生会議や終活を考えていただくこと
の普及啓発」
配布先は、ケアマネ事業所、郵便局、社会福祉協議会(終活講座)、明治安田生命(訪問で配布)等。
広報で周知し希望者に配布。配布可能だということあればご連絡ください。
【ご意見】職場で話は出るか?
⇒病院スタッフでは浸透しておらず深く話してはないが、高齢、在宅の方で報告してくれる人がい
る。考えておくべきだと感じる。
【ご意見】若いうちから話し合う必要があるとご意見いただく。若い世代と関わる保健分野の現場で
はどうか?
⇒保健師が知らない人が多い。まずは職員で浸透していきたい。
⇒保健所主催の宇和島圏域の会議「保健・医療・介護連携会議」においても、ACPをテーマとする
流れになっている。会議の構成メンバーは医療機関、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業
所、市町地域包括、宇和島市保健部門。第1回会議では、ACPの取り組みを共有した。次回は3月
初旬に予定し、宇和島圏域の医療、介護、行政におけるACPの現状と目指す姿について意見交換
したいと考えている。
1回目でいただいた地域の課題としては、専門職のACP認知度が低いこと、在宅移行時にはケア
マネに声掛けが欲しいこと、病状が安定している患者からは「考えられない」とお𠮟りを受ける
ことがある、などの意見があることから、住民や医療機関職員への普及啓発が必要と考えてい
る。
その他
○スマートスピーカーによる見守りサービスとタブレット端末による遠隔診療事業
⇒「Digi田(デジでん)甲子園2023」にエントリーし、最終審査に残っている。
「スマートスピーカーを活用した『高齢者見守り・オンライン診療』是非投票にご協力を。
○3月15日(金)みさいやネットセキュリティ研修会 申込〆切3月5日
○次回開催について(R6.夏頃)
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