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認知症初期集中支援チーム全体会

日 時 令和5年8月23日(水) 19:00~20:00
場 所 2階小会議室
参加者 サポート医:4名、包括:6名
内 容 1.令和4年度の取り組みについて  ※認知症初期集中支援チーム訪問支援対象者総括表(R4年度)参照 2.令和5年度の取り組みについて  ・宇和島市認知症診断費助成事業の助成費はどれくらい?    →令和5年度は、6万5千円。件数が12件。  ・今年度は警察からの通報などでの緊急対応が多い。コロナが5類になって相談件数が増えているの   か?  ・あまり増えているようには感じない。外来は変わりなし。  ・多くなった感じはない。  ・元気な人でないと徘徊もしない。  ・初期集中が浸透している傾向かもしれいない。  ・診断費助成の周知はどこまでしているのか?    →広報やホームページなどではしていない。対象者をケアできるマンパワー不足があり広く周知は     していない。  ・医療につなぐだけが初期集中の目的ではない。サポート医の意見を聞きながら、見守りなどにもつな   げたい。今後もご協力をお願いしたい。  ・困窮者が増えているので、助成事業は良い。   徘徊老人について、10年前に警察署長と話したことがある。家族が少なくなって、自宅に連れて帰っ   ても受け取ってくれる家族がいない。どうすれば良いか。送り届けてもまたすぐ出て行ってしまう。    →警察からの通報あり、包括に関わりがあるかなど問合せがある。身内がいない方は包括が対応す     るケースは増えている。    →家族のいない方が多い。連絡先を探すが分からないケースや子どもはいるが遠方。施設も徘徊す     る方の受入れが難しく、薬の調整をしてほしいと希望がある。    →このようなケースは増えている。この傾向は多くなっていく。どのように支えていくか。    →人口は減っているが、後期高齢者の数は増えていく流れ。    →少しでも早く適切な対応ができれば。助成がひとつのツールになっている。    ・警察と話し合う機会があれば良い。    →見守りを強化していきたい。 3.認知症初期集中支援チーム啓発について  ※ケアパス・オレンジドクター一覧を全戸配布  ※認知症お役立ちノートを医療機関、薬局、郵便局など関係機関へ配布  ・PR方法について、どこに相談したらよいか分からない人に周知してあげたい。   お役立ちノートを全戸配布してみてはどうか。  ・外来の診察時に使用したいので、何部かいただきたい。 4.みさいやネットについて  ※様式の周知について 5.アルツハイマー月間の取り組みについて  ・認知症サポーター養成講座がコロナ禍でなかなかできなかった。ぜひしてほしい。    →電子地域ポイントの対象になる予定。講座に参加してもらった方にポイント付与をつける。 6.その他  ○アルツハイマー病新薬「レカネマブ」について   ・MCIの診断が難しい。曖昧ではできない。大学とかでないと難しいのではないか。    アミロイドPET検査ができないと判断難しい。   ・27%の進行を抑えるとある。もう少し効果があがってほしい。