1.開会挨拶 |
保健福祉部長 |
2.自己紹介 |
新規委員4名のみ
・宇和島市民生委員児童委員協議会
・宇和島市公民館連絡協議会
・宇和島地区広域事務組合消防本部
・宇和島市ケアマネの会 |
委嘱状交付 |
3.委員長選出 |
宇和島医師会 増田 潤氏 |
4.議事 |
はじめに
昨年度の書面開催、審議事項に関する承認について |
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①地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みの報告 |
地域包括支援センター職員より順次説明し、項目ごとに意見交換を実施する。 |
1)宇和島市における地域ケア会議 報告
2)在宅医療看護・介護連携推進事業 報告
3)認知症施策の取り組み 報告 |
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【意見交換】 |
◎医療介護連携に関すること |
医師会
- みさいやネットは、登録者が多いが、使っている人が少ないのでは? 導入はすすんでいるのか?
⇒コロナの影響により進んでいない点もあるが、消防、救急搬送、医療機関、救急外来で使えるようにしたい。
医師会への説明もしていきたい(興味をもっている医師あり)
- 生き活きうわじまLifeは、実際にみれるのか?
⇒市のホームページから見られる。
- 伊達なうわじま安心ナビから、入れないか?
⇒歩ポなどの利用者が多いので、リンク付けできるとよいのではないか。
コロナの影響で尻すぼみにならないようにしていってほしい。
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歯科医師会
在宅療養を進めていきたい。より患者に寄り添った治療をしていきたい。
口腔ケアを在宅で行いたい |
薬剤師会
コロナクラスターが発生した介護施設への応援体制はあるのか?
県で東予中予南予をとりまとめて整備している。
地方局 地域福祉課が窓口になっている。 |
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◎認知症施策に関すること |
宇和島警察署
行方不明者(7月末現在)
25名(65歳以上9名 認知症4名 精神疾患1名)
→8名 無事発見 1名は高知県で死亡
徘徊 78名
52名(65歳以上) 認知症28名 精神疾患2名
- 高齢者夫婦のDV事案
同居家族がいる場合はよいが、身寄りなし・家族が遠方の場合は特に難しい
- 高齢者虐待(特に心配なのが身体的虐待)
生命の危険がともなう場合の長期的な保護は難しい。
警察の対応は24時間と短期間なので、保健所、包括と連携し、施設入所・入院等、できる方法をとらなければならない。
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消防本部警防課
救急出動の回数は、人口減の影響もあり減(年間5000件)
高齢者の割合は大きい(半数近い)
みさいやネットを、まだ導入していないが、速やかに連携体制を整えたい。
(救急現場の人が見れるのが一番いいが、、司令室から導入していく等検討したい。) |
民生委員
高齢者見守り訪問(独居世帯)
民生委員1人あたり25人~50人と対象者が多く、民生委員も高齢となり負担が大きく目が届かない、しんどいという実情あり。
耳が聞こえないため電話も使えない、メモを置いても読んでくれない等の人が特に気になる。また、高齢者虐待の気付きは困難である。
最後は、隣近所の人が頼りになるので、声かけ、日常の見守りを依頼している。
今年は、コロナは想定外で、訪問支援が困難だったが、今後はコロナを想定内として、どう活動していくかが課題となる。 |
自治会
自治体ごとに異なるが同居世帯あり |
その他
- 認知症で保護される人が多いので、QRコード・名札などをつけて、身元がわかる様にできないか?
宇和島市でも、QRコードやGPSの導入を検討したが、昨年、大牟田市の梅本先生と意見交換した時の
情報を参考に、今年度は、薬剤師会と連携して、模擬訓練等をして、啓発を見直すことから始めることとしている。
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4)介護予防事業の取り組み 報告
5)宇和島市における協議体設置について 報告 |
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◎介護予防事業に関すること |
薬剤師会
口腔フレイルに関する講座が、コロナ禍で実施できなかった。
今年度から、薬剤師会による介護予防教室を実施する予定である。 |
保険健康課
保険健康課と包括支援センターで連携をとりながら、介護予防事業と保健事業との一体化を進めていっている。
栄養士が介入することで、栄養指導ができ、それが有効であると感じている。
これまでの分析から、高血圧対策に力を入れている。
→生活習慣の見直しを図るよう、市民への意識付けをしている。
(宇和島市は、高血圧、心不全の人が多いとのデータがあり) |
ケアマネの会
介護サービスの調整だけでなく、介護予防も重視している。
介護が必要にならないよう、住み慣れた自宅で過ごせるように、介護予防に力を入れて、地域の人、保健師、利用者と共に現場で支援していきたい。 |
その他
- 今年度から、後期高齢者健康診査に、フレイル予防の問診票がはいっているが、何か意味があるのか?
チェック項目で、個別指導が必要な人をみつける等、今後の活用の材料になるのではないか。
全国一律で、指導は、広域連合・市の保健師、栄養士が対応している。
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◎協議体に関すること |
- 地域住民もわからない様な、無人となった家の空屋対策が課題となっている。
ふるさと納税の返礼品として、空家の整備等をサービスとして提供できる仕組みを検討してほしい。
(他市町で事例あり)
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社 協
これまで、社協は、つどいの場等で交流することで介護予防をしてきた。
が、今、コロナで、交流(つどい)ができない
そこで、今何ができるかを住民が考えてくれ、離れていてもつながれる仕組みを構築できた。
(ピンチをチャンスに!)→お散歩サロン・電話でのやりとり(はげまし、相談)
三間・津島地区
つどい等、住民主体でとりくんでいる。
吉田地区
支えあいサポーターが50名近くいて、日常の中で声かけあい、民生委員と社協で連携しながら進めている。 |
公民館
岩松公民館では、少しずつ、生き活き教室も再開されてきている。
公民館活動もコロナの影響で内容を変更し、工夫しながら進めている。
今後も多くの人に利用してもらいたい。
コロナは「密を避けましょう」と言われるけれど、高齢者の生活は接触(密)が大切なので、
みなさんのご協力をいただき、高齢者の生活を守っていきたい。 |
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議事終了 |
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5.閉 会 |