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定住自立圏合同研修会及び多職種連携研修会

日 時 令和6年11月1日(土)13:30~15:30(受付13:30~)
場 所 市役所2階大ホール
出席者 91名
概 要 開会 地域包括支援センター 部長 横山泰司 13:40 話題提供  テーマ「住み続けられるまちのために」   講師 井階 友貴 先生 福井大学医学部地域プライマリケア講座 教授      (高浜町国民健康保険和田診療所/JCHO若狭高浜病院)      高浜町健康のまちづくりプロデューサー・総務省「地域力創造アドバイザー」・      「まちづくり系医師」・医学博士   ●赤ふん坊や登場  (内容)  これからの連携とは  ●寿命に影響を与える要因の1あ位「つながりがあること」   「タバコを吸わない」ことよりも影響がある!  ●継続はとかく楽しむところから!   「楽しく」ないのは分かる。頑張っているのに成果が出ない。悲痛な思いの方もいるのでは。   しかし、楽しむこと。いろんな人と関わること。「なんか楽しそうやな」が必要。   一見、道理的ではないけれど「楽しさ」「かっこよさ」「美しさ」「おいしさ」があると、自   然な形で行動変容を促すことができる。   まず、自分たちが楽しくないと患者を支援できない。楽しくしていると仲間が増える。  【事例紹介】  活動継続の秘訣とは  ・無理しない、自由参加、自分のペース  ・達成感  ・自分に役に立つ  ・交流できる  ・経済的な負担がない  ・楽しい  ・居心地が良い  ●こういう場所を用意していたら、住民が動きやすい   あらゆる分野のあらゆる立場が、参加者提案のテーマでざっくばらんにおしゃべり。   そしたら、意外と実現する。気づきの場所を提供。  ●地域課題の解決は住民の協力が不可欠  ●介護予防…全世代型「体操」を  ●「健康」は禁句。時々楽しく、社会参加。 14:15~ ワークショップ ラウンド①「原因を考える」→席替え→ラウンド②「理想・手段を考える」→グループ内共有  全体シェア  課題①「退院しても薬が飲めない、支援者がいない等ですぐに再入院になる」  ・関係者(お節介おじさん、おばさん)を増やしていく  ・サービスに繋ぐ  ・退院前の薬の指導、薬を少なくする、おくすりカレンダーを使う  ・栄養、薬剤師の助言  ・病院とヘルパーの連携  ・スマスピの活用は有効(遠方からの支援)  ・おくすり手帳で、薬を飲めたらポイント! など    課題②「ACPを知らない」  ・PR映画を制作  ・ピットで普及  ・公民館でお坊さんが説法  ・元気な時から知っておく「死ぬことは悪いことではない」  ・家族や知人と一緒に  ・子どもへの普及 例)「デスカフェ」松山市にて子ども対象  ・ACPという名前を使わない方が良い、タイトルを変える(ポジティブに)   「こうなりたいノート」  ・死に向かうのではなく「生き切る」をテーマに  ・セレモニーホールの入会時にもらう  ・ケアマネが「みんなに聞くようになった」と言って、全員に聞くようにする    課題③「公的サービスが縮小する中、在宅生活が継続しにくくなっている」  ・小さい時から伝えておく  ・ICT(デジタル)を使って、オンライン診療にする  ・都市計画…中心に高齢者、その周囲に若者を住まわす  ・健康づくり  ・若者と高齢者を増やさんといけん  ・エミフル複合施設(多世代交流、食・遊拠点作り)を南予圏域で作る 15:30 写真撮影 【所感】 ・講師の話題提供では、他県の取り組みを紹介していただいた。「自分たちが楽しくないと患者を  支援できない。楽しくしていると仲間が増える。」「地域課題の解決は住民の協力が不可欠」な  どの話があり、背負わず前向きに周りのみんなで考えていくことが改めて大事だと分かった。 ・ワークショップでは、ファシリテーターの方に司会、記録、発表をしていただくことで、参加者  全員が気軽に発表でき、たくさんしゃべることができて良かったという声が非常に多かった。  さまざまな職種、地域の方の意見が聞け、交流が図れたことも満足度が高くなった要因だと感じ  る。 ・北は北海道、南は宮崎県からご参加いただいたファシリテーターの先生方に大変感謝している。