1.令和2年度事業報告について
1)市民への普及啓発について
○キャラバン・メイトについて
○サポーター養成講座について
○市民への普及啓発の実施
・11/15 認知症講座(VR体験あり)
・12/16 だんだんネット模擬訓練~探そう迷い人~
○認知症カフェの実施について |
【意見交換】
- 模擬訓練について、コロナ禍の中で包括の動きに関心しました。みんな安心して参加できたのではないでしょうか。配慮に感心して見ていました。
- 前回は情報伝達に苦慮したことをお伝えしましたが、今はスマホ等を上手に使えるようになっていて、それによりみんなが気にかけてくれるので良くなっていると思う。
- 市内ですることの制約があり難しい面もあった。しらっとした目があったので、地域をもっと巻き込んだら良いのでは。有線放送での周知などしても良いかも。買い物に来ている人が何も知らないのが気になった。
- 前は顔見知りの多いところで行った。いつどんな時に認知症の人が行方不明になるか分からないので、一般の人にも一緒に探してもらうようになってほしい。
- 認知症の人が来るかも、とちらっと伝えておくと良いかも。フジの入口に模擬訓練やってます、との貼り紙や店内放送をお願いしても良いかも。
- 今年度、キャラバン・メイトを取得。お役に立てるように頑張ります。
- 地域ごとに顔見知りが多いと取り組みやすい。小さいところから広げていったらよいのではないか。地区ごとで顔見知りを増やしていくことが大切だと思う。
- 家族のつどいで、認知症の人の家に行くとなくなったものを自分のせいにされるので関わりたくない、関わらないようにしている、と言われたことがある。気持ちは分かるがとてもつらかった。家族がそれを聞いたらつらいと思う。地域のなかで住むことの難しさを感じる。
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2)認知症初期集中支援チームの活動(検討委員会)について
目標値:委託30件、包括20件 計50件
実績数:14件(2月19日現在)*内正光会6件、徳洲会1件 |
【意見交換】
- 職員兼任で大変ではあるが、現場にでて見れることが力になっている。1回のアセスメントでは分からないので、何度も足を運んで理解できる。信頼関係ができると一緒に病院に行ってくれる。家族の人の声を聞くことも大事。本人や家族の気持ちを確認しながら実施。
介護サービスにつながったら終わりなので、その後は気になる。 うまくスケジュール調整しながら頑張っている。認知症の人は約束しても忘れてしまうので、突撃訪問もしている。
- 病院受診について拒否が強い方が多いので、一緒に悩めたらいいなと思う。落としどころをどこにするか。家族の相談が多い。看取りでも良いのではないか。
何が本人にとってハッピーかを考えている。
- 介護サービスにつながったあとも関わってもらったら心強い。
食べることの拒否→暴力あり→医療的に支援してもらえれば、と思う。
- みさいやネットのWeb配信を利用して、状況を動画に撮って主治医に見て頂くことも検討していきたい。
- 会議でZOOMも使うようになっているが、誰がいつやるか、親になる人が大事。病院にカメラはある。
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2.チームオレンジ(ステップアップ講座)について
【意見交換】
- 認知症の個別相談は精神の係へつなぐようにしている。
既存のものを活用しながら、精神障害もつながっていけるようにしたい。 認知症かどうか分からず対応したケースあり。見守りづくり、家族・当事者が安心して暮らせる体制づくりを行っていきたい。 若年性認知症の受診、鑑別診断が難しい状況が見られる。認知症疾患医療センターを頼りにしている。 コロナ禍の中、感染した人がきちんと医療を受けられるようにすることも今後検討必要。
- 若年性認知症について、仕事を休職したりいろんな問題がある。職場にだまって仕事をするため、注意を受けたりつらい思いをしている。SOSを求める場所があってほしい。
- 松山市のていれぎ荘(若年性認知症支援コーディネーター)を1,2年前から設置している。
- 平成30年から社協の支え合いセンターを設置、市のくらしの相談窓口でも対応するようにしている。今年度勉強会も実施。
- その窓口まで行けない人が、医療機関(かかりつけ医)からまわすことができたら早期に対応できる。
- 不安に寄り添えるようにすることが大切。
- 市民にとっては、何も知らない。何をどうして良いか分からない。
- 対応する「人」だと思う。4月からどこでも相談できる体制を整えていく予定。
- 病院にも相談ある。その際はケアマネへつなぐ。経済的な状況も踏まえ、施設に入るなら情報提供書を作成する。家で介護することは家族が疲れてしまうケースもある。
- 認知症に対して、自分たちがどう理解するのか、座談会形式の研修会を実施。今後どう発信していくか。認知症予防学会で宇和島市の取り組みについて報告をしていきたい。臨床検査技師として、予防のエビデンスが自分たちにできるのではないか、と考えている。
- 物忘れプログラム(タッチパネル)をMCIの疑いのある方に実施したい。どのようにしたらできるか?
- 今年度は、コロナの影響でイベントでのタッチパネルが中止となった。カフェまんまるで実施予定。気になる方がおられたら、ぜひ一緒に連れてきて欲しい。
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