内 容 |
1.「みさいやネット」の進捗状況について
- あまり使えていない。緊急時にその人が登録しているか検索する余裕もない。登録者であることを一目でわかるようにして欲しい。
- ケアマネとの情報交換で使った程度。登録者の見える化が必要。
- 救急外来:活用なし。
- 居宅:今のところ活用できていないが、癌患者など多職種で支援する場合の活用に適している。
- 訪問看護:長期間関わりを持つ方に上手く活用していきたい。開業医の登録者が限られており、そのなかでも一部の方しか活用していない。褥瘡の事例で写真をアップしたが、結局紙面でのやりとりになった。また、みさいやネットを使って会議をしようと試みたことがあるが、同意書が間に合わず実施できなかった。反対に、ALSの方の支援において上手く活用できた事例もあった。
- 精神疾患と身体的疾患の両方を持ち合わせている方が多いので、情報共有したい。
- 運用はまだできていないため、説明会に参加し、今後の活用について検討したい。
2.入退院ルールについて
- 看護師長会で周知している。該当者があれば、入院時に連携室に伝えている。65歳以下の方はリハビリによる転院が多く、在宅に帰る事例が少ない。
- 電話での報告は時間を要し、大変であった。症例自体が少ない。
- 市立宇和島病院への転院が大半で症例が少ない。連絡をするタイミングは発症時か退院時か迷う。
- 患者の状態が安定し、在宅復帰の目処が立ったときで良いのではないか。
- 退院時の電話連絡が適当。
- 宇和島に搬送するため、引継ぎ対象者がいない。
- 退院時に連携室から連絡することと取り決めているが、症例がない。
- 2号被保険者の再発予防の観点からこの連携は始まった。院内で同意をとったうえで行政に繋いで頂けるので、保健師の訪問もスムーズに進めることができている。在宅復帰者を全員フォローしていくためには対象者を拡大しすぎると難しい。対象者については今後検討していく。連絡方法に関して、病院側の連絡が負担にならないよう、みさいやネットをうまく活用できれば良い。
- 引継ぎ事項を絞り、最低限の内容にしてみてはどうか。転院後の情報はどうなっているか?→不明。
3.今年度の認知症ケアリーダー連絡会の内容について
- 昨年度の事例検討会が良かったため事例を積み重ねていき、ケアの仕方や方法を学びたい。
- 院内で事例検討会を行っているので被る部分があるが、皆でケアの方法を考えることは確実に力になると思う。
- 事例検討会でどう対処していくか、学習したい。
- 院内でケアリーダーのフォローアップ研修を行う予定。院内のケアリーダーからも対応方法を知りたいという意見が多かった。現場で困っている案件について持ち回りで事例提供を行ってみてはどうか。
- 院内で事例検討会を行っているが煮詰まっている。他医院の意見を聞きたい。
- 現場で大変なことについて検討・協議できたら良い。また、院内においてもケアリーダーの周知が不足している。地域への周知についても検討してはどうか。
- 院内でも事例検討を年に2回行っているが、検討内容を現場で活かせることができていない。連絡会で検討した内容を病棟に返したい。
- 事例検討会を開催するにあたって、どなたかにスーパーバイズしてもらえると良い。
- 検討会は集合形式で行いたい。大人数だと意見交換が難しい。
- 事例を2件程度検討したい。ケアリーダーは集合し、その会の様子を各病院でもWeb視聴できる体制を整える。
4.今後の認知症早期対応の取組について
- 外来での関わりは短時間であるため、認知症状であるかどうかの判断がつかない。入院時にスクリーニングし、退院時に繋げるという仕組みを作るのはどうか。
- 通院歴が長い方が多いが、薬の飲み忘れなど気になることが出てきたら、地域連携室で状況確認を行っている。外来での聴き取りは困難。
- 服薬等を自己管理できていない方は、外来にてフォローする仕組みを作っている。入院時のカンファレンスも外来看護師が出席し、退院後を踏まえた関わりを意識している。
- コロナワクチン接種を受け入れるなかで認知症状が来になる方がいたが、本人から同意を得ていないため繋ぐことに迷った。
- 外来で気になる方がいたら、連携室を通じて包括に関わってもらっている。
- 外来看護師が気付いた際には連携室につなぐようにしているが、その気づきも個々の力量によって違う。
5.その他
- 看護協会のタウンミーティングを2月6日に開催し、「連携」をテーマに研修会を行う。
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