活き活きうわじまLife 宇和島市地域包括ケアシステムポータルサイト

  • このサイトについて
  • 地域包括ケアシステム
  • 地域包括支援センター
  • 介護予防
  • 認知症
  • 権利擁護
  • イベントカレンダー
  • 地域資源マップ
  • 活動報告
  • みさいやネット
  • イベントカレンダー
  • 在宅薬局支援センター
  • ショートステイ空き情報
  • デイサービス空き情報
  • 入所施設空き情報
  • 災害時緊急データベース

令和4年度 第1回宇和島市在宅医療看護・介護連携部会

日 時 令和4年8月2日(火)18:30~19:30
場 所 宇和島市役所 602会議室 ※ZOOMのハイブリッド開催
参加者 メンバー 9名、事務局 4名  計13名
概 要

(進行:渡邊係長)

1.開会
(岩村所長)
 必要な医療と介護サービスが切れ目なく提供できる仕組み作りのため、入退院時の支援、多職種連携をテーマに検討をお願いしたい。


2.自己紹介 初参加メンバー 5名


3.経過説明・地域包括ケアシステムについて(渡邊) P2

  • 本会は、必要な医療と介護サービスが切れ目なく提供できる仕組み作りの課題を検討し、方向性へのご意見をちょうだいするため、下部組織に繋ぎ、看護連携推進会議と連携を取りながら進めていきたい。
  • H30年より医介連携全国で実施開始 ア~ク
  • 市の今年度の課題と今後の取り組みについて P3

4.議事
1)入退院時の支援(渡邊)P5
①ケアマネジャー対象「入退院時情報提供書」「退院時情報確認書」に関するアンケート報告

  • やり取りをしない理由「入院が頻回」「軽症である」等。
  • 困った経験とは「退院時情報がいただけない」「サマリーはもらうが情報不足」等。
  • 多くのケアマネが連絡をもらえて良かったとの感想。
    「情報がよく分かる」「文書で返ってくるので理解できる」等。
  • みさいやネットでは、「便利」「時間短縮」というプラス面がある反面、「手間がかかるとの回答も。

②脳卒中発症者への支援実績報告(渡邊)P11

  • 宇和島市では、昨年度13件の連絡をいただいた。内訳は別紙の通り。全て男性。
    保険健康課保健師に繋いで訪問等で対応している。
    介護保険申請、保護課等へ繋がったケース有。
  • 包括としては、みさいやネット勧めていきたい。

【意見交換】

  • 情報提供書については看護師の負担感はある。しかし情報を欲しいと言ってくれるとそのことは言える。内容が分かったので周知する。
  • 情報提供書100%提供している。コロナで家族としか会えない、タブレット等で様子を見せても欲しい。意見が聞けないので困っている。
  • 様式を見直したため記入が楽にはなった。病棟で断られることあり、繋ぎにくい時あった。
  • 誰に連絡するか分かりやすく、連絡しやすくなり、うまく行っていると聞いている。脳卒中連絡に関しては、文書で欲しいが作成のための時間取れないと聞いている。このまま口頭連絡で一次予防を継続していきたい。
  • 病院での退院時教育を知りたい。

2)ICTによる情報ネットワークの構築(みさいやネット)について(岩村所長)別紙
【意見交換】

  • 臨床の場で使用していない。一人のケースを作って在宅緩和ケア、看取りを例に根付いていくと良いのでは。
  • 薬局、処方情報提供している
  • パスワードが分からなくなり使用できていなかったが、最近ケアマネさんと共有した。やり取りできれば繋がるため、進めていきたい。市立宇和島病院のきさいやネットもあるが、サマリーのやり取りができるとありがたい。
  • 定型で文書打てると良いかも

3)多職種連携(渡邊)P13
 ・4年ぶりに開催検討したい。テーマ等ご意見いただきたい。

【意見交換】

  • 基本的なことから始めては?顔を繋ぐことから。
  • リハ職の参加が少ないの残念
  • 退院時のカンファレンスの意見等、欲しい情報があれば良い

4)市民への普及啓発(渡邊)P14~

  • 消防からも延命の意思表示について課題のため、市での取り組みはないか?との問い合わせがあった。
  • 将来的には、不必要な延命を避けるために、取り掛かりたい気持ちはある。
  • みなさんの施設では、ACPに関しての取り組み(今後含めて)教えてほしい。

【意見交換】

  • 末期、死期が見えてくると家で亡くなりたいかと聞くが、実際には家で最期を迎えるのは難しいし、本人の気持ちも変わることがある。決めること難しい。
  • 院内には緩和ケアチームでACPについて検討している。DNAR(蘇生拒否)は確認している。
  • デリケートな問題。他のことと一緒に取りたいが、関係性が取れていない中、聞きづらさがある。タイミングを見て、少しずつ聞く。思いは揺れ動く。すり合わせが難しい。ナースの会にも意見ある。当たり前に、早いうちから自分の人生設計で検討しないと。
  • R元年に100名にアンケート取った。ACPについて97%の人が知らなかった。死期が近い人、死をタブー化していて反発もある。節目節目で話していかないと浸透しづらい。本人は「息子が決める」というが、いざ息子は決められない。パニックになる。DNAR、ナイーブな問題なので躊躇する。若い時から話していないと、我が事として啓発していきたい。

5.その他
・市民公開講座について(渡邊)
 コロナ禍で2年間実施していなかったが、今年度は宇和島医師会、市立宇和島病院大木元明義先生にご協力いただきながら、今回はACPをテーマに開催できればなと考えている。