日 時 |
令和4年9月12日(月)13時30分~15時00分 |
場 所 |
宇和島市社会福祉協議会4Fホール |
参加者 |
介護保険外入所施設職員35名 ※41事業所中28事業所が参加 |
講 師 |
愛媛県社会福祉士会 大西 亮輔 先生 |
内 容 |
近年、身体拘束による高齢者虐待の認定が増加しているため、介護保険外入所施設に向けた研修会を開催。会では、緊急やむを得ない場合の身体拘束については適切なプロセスでの実施により、結果として施設や自分自身を守ると説明。
1.講義「身体拘束の基礎知識」
講師:愛媛県社会福祉士会 大西 亮輔 先生
2.発表「身体拘束を未然に防ぐための取り組みの工夫」
発表者:特別養護老人ホーム美沼荘 吉見 知大 様
3.ワークショップ「身体拘束防止に向けて現在施設で取り組んでいること」
4.グループ発表
5.質疑応答、講評 |
感 想 |
■研修に参加して学んだこと
- 組織で対応すること、職員間で情報共有・交換をすることの重要性
- 高齢者虐待についての基礎知識を改めて再確認できたので良かった
- 会社が方針を強く打ち出し、職員に共有・徹底することが大事
- 身体拘束について、利用者様個人にも負担が生じてしまう点を改めて再確認できた
- 物理的拘束、ドラッグロックは虐待であると認識していたが、言葉による拘束もあると学んだ
■今回の研修を踏まえて、自身の施設で取り組めそうなこと
- 定期的な研修の開催、ケースカンファレンスのこまめな実施
- 掲示物や申し送りで情報を共有し、認識を統一すること
- コロナ禍で職員全体での会議が行えていないので、今回の研修内容を書面で周知したい
- 普段の介護の現場でスピーチロックを発してしまうことがあるが、それも利用者様からすれば不快になる可能性があるので、注意しながら業務を行っていきたい
■高齢者虐待防止に向けて取り組む中で困っていること
- 職員の認識の統一
- 職員の言葉遣いによるスピーチロックを完全にゼロにすることが難しい
- 現在コロナ禍のためあまり取り組みができていない
- オムツはずしをし、尿漏れをする利用者への対応
- 医療と介護での意識の差があり、病院でやっているので良いと思うスタッフが多く困る
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