概 要 |
1.開会
必要な医療と介護サービスが切れ目なく提供できる仕組み作りのため、入退院時の支援、ICTによる
多職種連携をテーマに検討をお願いしたい。
2.議事
●目的説明
・本会は、必要な医療と介護サービスが切れ目なく提供できる仕組み作りの課題を検討し、方向性へのご
意見をちょうだいするため、下部組織に繋ぎ、看護連携推進会議と連携を取りながら進めていきたい。
1)医療・介護関係者の情報共有の支援
・みさいやネット状況報告(P1~5)
・「入退院時の支援ルール」(脳卒中発症者連絡票)実績報告(P6)
【意見交換】
・できるだけ地域につないで再発防止の手助けになるようにと思い説明を行っており負担は感じていな
いが、患者から例えばどんなことをしてもらえるのかと質問があり「生活習慣の修正や栄養指導を
行ってもらって再発防止をすること、困ったことの相談にものっていただける」と答えている。しか
し、病院に通院する・家族に医療従事者がいる・家庭訪問はちょっと困るなど断られる方がおられ
る。断られる方には強く勧めることができていない。
・「若年の脳梗塞の方では病院にきちんと通うから家に来て欲しくない」という理由で拒否される方が
多い。65才以上でも軽症で自宅退院になる方のフォローも同様に必要と思うが、病棟の負担を考える
と連携できない現状がある。恐らく、65才以上の方も軽症である分、軽くみてしまい連携には消極的
になると思われる。軽症のため必要性を感じる人低く、指導拒否が多く、介入が難しい。その後の介
入が難しい。軽症者については再発あり、気になるところ。
・退院時ルールだけの評価はしないこととなった。窓口確認は毎年実施。入退院の数の集計は手集計な
ので手間がかかる。宇和島圏域で発症の多い脳卒中に特化した調査で、再発予防のためにどう評価す
るか検討は必要。
・医療機関からの脳卒中連絡ありがたい。地域のその後の経過についての評価は必要。
・入院時は連携しやすい。退院時の面接ができないまま退院するため困る。サマリーは渡せないと言わ
れる。お薬の情報が、スピーディーにできるので欲しい。
・退院の時の情報はまずない。お薬手帳の情報程度。退院カンファレンスに参加できれば良いが、WEB
だと参加しやすい。
・退院時連絡先に薬剤師を入れるのは可能か、医療とケアマネだけではなくみさいやでのやり取り可
能。改善の余地があれば良いのだが。
・ケアマネ、地域連携室電話している。サマリーのやり取りある。担当者会議は必要。
WEB会議だと移動の時間が削減できるので参加しやすい。
・みさいやの同意全員とっている。ケアマネ決め→招待して通院カンファ→みさいやでサマリーやり取
りできる。伝言ゲームにならなくて良い。
2)医療・介護関係者の研修「多職種連携研修会」アンケート報告(P7~9)
【意見交換】
・薬局、ケアマネとはみさいやで情報交換可能。FAXや電話必要なく、簡単。便利なツール。
症例検討会で回ってくることあれば事務局で一括して情報交換報告したい。
・自宅への訪問数少ない。家族にリハビリの様子を動画で見せてもらうことある。ICTで繋がれば良い
と思う。通所リハビリでは担当者会議実施しているが、PTの時間に合わせてもらうこと多い。ICT
(タブレットなど)必要性を現場の声として上げていきたい。
・訪問看護から家族に電話をすると驚かれる。現在使用中のみさいやタブレットで情報交換できること
は家族の安心に繋がり、ありがたがってくれる。
3.その他
・市民公開講座ご案内(P10)
予約2時間で満員になった。地域住民への普及啓発を今後は進めていきたいその一歩。
・スマートスピーカーによる見守りサービスとタブレット端末による遠隔診療事業について(P11)
スマスピが呼び掛けて健康状態を確認する、オンライン診療→服薬指導→日本郵便が薬を届ける。
来月機器を設置し、普及を拡げていきたい。 |