概 要 |
経過説明・地域包括ケアシステムについて
・本会は、必要な医療と介護サービスが切れ目なく提供できる仕組み作りの課題を検討し、方向性への
ご意見を頂戴するため、下部組織に繋ぎ、看護連携推進会議と連携を取りながら進めていきた
い。
1)ICTによる情報ネットワークの構築
○みさいやネット進捗状況報告
○「入院時情報提供書」活用状況及びみさいやネット操作説明会について
【意見交換】
⇒メールも届くので数日以内には確認できる。既読がついて閲覧履歴分かる。FAXは文字がつぶれ
るので、みさいやで届くときれいに印刷できて良い。写真もきれい。
⇒操作の習得度が事業所によって違う。一人ケアマネで苦手な人や、新人教育のため、演習欲しい。
⇒処方情報のリンクはひと手間必要。
⇒毎日処方情報20~30届く。招待を受けると閲覧可能になる。薬剤師とのメールもできて、答え
てくれるので、広げたい。
⇒薬剤情報助かる。演習は新人のために必要。ドクターの利用があると使いやすい。
○Net4U NOTE 専用タブレット端末貸出運用進捗報告→在宅緩和ケアケースにて推進
運用方法について
【意見交換】
⇒ケースがあれば。
⇒緩和ケースで1例利用中。落ち着いているので変化あると投稿できる。家族が入っているので、
心配なことも入れてもらえるが、言葉は選ぶ。周知しやすい。
2)退院後に安心して生活できるようなよりよい取り組みについて(事例より)
○取り組みへのご意見
【意見交換】
⇒一番は受付からの受け渡しが大事。サービスマネジメント。伝達でミスらないこと。
⇒退院したいと言われてもイメージできるようにいろんなスタッフが関わり、話していれば良かっ
たのでは。早く退院へと言われても、看護師は医師に意見している。
⇒一歩踏み込んで聞いてあげては。
⇒突発的に(タバコが原因とかで)退院になることある。フォローできるシステムがあると良いか
も。
⇒退院後のことを考えられると良いのだが。
⇒「退院してもやれます」と言って帰っていったケース。先々見据えて関わっていたケース。連携
できなくて残念。
⇒本人が強く帰りたいと言うと、ケアマネに頼られることがある。本人に退院後のイメージができ
ていない。試験外泊してみるとか、本人に言っても分からない。
⇒もう一言あると良かったのでは。県外との連携の時の学びから、担当者の名前を伝えると良いこ
とがあった。
⇒20~40歳代の若年がんの在宅サービスのない人の制度がある。1例目はうまくいかなかった。現
在2事例目。退院前に本人と困り毎についてイメージできたら良い。
⇒共有できる様式はない。
3)多職種連携研修会について
R4実績「オンラインによる多職種連携」123名参加
○連携に関する困りごととか、ご意見
【意見交換】
⇒退院カンファ、ICTもっと使えると良い
⇒病院内では困りごとはない。医療保険と介護保険の利用の移行の際に、内容が変わるので残念な
場合がある。制度的な問題もあるが。
⇒多職種の考え方バラバラなので、難しい。
⇒身寄りのない方の意思決定、連絡先が分からない。
⇒面会ができるようになっていたがまたできなくなった。本人と会えないと分からない。ICTを使
っても限界がある。画面でも会えるだけでも良いが…。
4)市民公開講座について
R4実績「映画上映、トークショー」(ACPの普及)161名
○ACPをテーマで良いか
【意見交換】
⇒その時で気持ちは変わる。「気持ちは決めても、変えてもいいんだよ」と伝える。
○終活ノート活用について(市民への普及啓発)
【意見交換】
⇒エンディングノートは、書くことを欲張らないこと。
⇒病院での設置は難しい。患者から言われたら話せる。
⇒薬局での設置は難しい。家にあると考え方が分かるので良いが、こちらからはふりにくい。
⇒家族にとってあると財産情報が分かるので良い。
⇒生きるノートを以前作成したが、渡すタイミングが難しい。公民館などに置いて、自分で手に取
ってもらうと話せるかも。
⇒一人暮らしの身寄りのない人の意思確認を知れる。意味が伝わらないと。
⇒ACPについて理解していない人が多い。「息子が決める」と言われる。ACPカードを使ってワー
クをしたことがある。小学中学くらいの早いうちから考えると良い。「死のタブー」が日本は強
い。元気なうちから考えてもらいたい。
その他
○スマートスピーカーによる見守りサービスとタブレット端末による遠隔診療事業
【意見交換】
⇒実際やってみて、画像が良かったが、電波届かずできない家がある。
⇒ゆうパックで送った。音が聞こえない現状があったので、次回はヘッドセットを使用してやって
みる。
○次回開催について(2月頃)
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