概 要 |
1)令和5年度認知症施策について
○認知症普及啓発事業
・自分が関わったケースで、独居、地域で役割を果たしている方がいたが、数年前頃からいつもと違
う様子を受けた。同じ頃、地域からも心配の声があがり公民館から絵手紙教室への誘いがあったり
見守りをしてもらっていた。その後は認知症が進行し、包括へ相談対応してもらうようになった。
地域で支えるという考え方からすると、こういった事例もチームオレンジの活動につながると思っ
た。
・県で若年性認知症の取り組みとして、3月9日に「オレンジランプ」を開催予定になっている。
えがお安心ネットに認知症施策についての情報が見られる。
・看取りが増えている。昨年は77人。今年も現時点で14人。意識が変わってきた。コロナで会えな
いことなどもあり、家で看取る選択肢が出てきた。夜中に呼ばれることはなくなった。
朝7時に行って診断する。
終活ノートすごく良い。ぜひ、70歳代の全世帯に配布してほしい。欲しい人や研修に出てくる人は
意識が高い。そうではない人に配布して知って欲しい。
・昨年度の市民公開講座からACP、看取りについて参加者へ意識づけできた。鬼北町から人生会議に
ついて講演依頼があり、実施したが反応がすごかった。アンケートでは、「聞きたかった。」
「考えていたけど、初めて聞いた。」という意見を頂いた。直面する前に書く機会があれば良いと
思う。
○認知症初期集中支援チーム(検討委員会)
○宇和島市認知症診断費助成事業
・助成事業の周知方法はホームページだけですか?
・例えば、健康診断や人間ドックで認知症検査に助成事業があると宣伝すれば、受けたいと言う方も
いるかもしれないが、支援する側(受け手)のマンパワー不足があり対応ができないため難しい。
ただ、ケアマネへ周知し、包括へ相談あれば、ケアマネも支援者として一緒にできるので対応可能
と考える。
・助成事業について、数カ所のケアマネ事業所へ確認した。助成事業について知らなかったという事
業所もあった。また、チェックシートを包括に行ってするというのはめんどくさい、という利用者
の声があったり、ケアマネから包括へ相談。助成事業を使った方がいるが、その後のフィードバッ
クがないので経過が分からないという意見があった。
・ケアマネに対する助成事業の周知、フィードバックについては改善していきたい。
・コエッセと比べると、みさいやネットは見やすくて使いやすい。初期集中の事例はないので、まだ
利用していない。電話でのやり取りも頻繁にしていて情報共有はできていると思う。個人情報な
ど、事例のやり取りについてはみさいやネットを活用したい。みさいやネットを開かないと情報が
来ているか分からないので、何か通知など分かりやすい方法はないでしょうか。
・通知のメール設定ができるはずなので、確認してみます。
2)その他
○お役立ちノート、ケアパスを配布した活用状況について
・最近は渡していない状況であまり活用できていないようです。
・使ってみてどうか、使いにくい?などケアマネの会で聞いて欲しい。確認事項については、包括で
内容検討し、お伝えします。
○ドクター対象としたおれんじネット研修の企画について
・医師に参加してもらうために、来年度内容を検討中です。オレンジドクター向けの研修会を1つい
れたいと考えていて依頼中です。
・認知症の処方が学べる、など医師でないと分からないような内容、参加することのメリットを示す
のはどうか。かかりつけ医にも認知症も診療してくれるところが増えて欲しい。
・医師会の勉強会(学術集会)が月2回程度ある。認知症の薬処方の観点からできるかもしれない。
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