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令和5年度 認知症キャラバンメイトフォローアップ研修 ~えひめ認知症希望大使の講話~

日 時 令和6年2月27日(火)13:30~15:00
会 場 宇和島市役所 801会議室
参加者 認知症キャラバンメイト13名、認知症ケアリーダー6名、その他2名、包括9名  計30名
概 要 ■講話「認知症と共に生きる~知ることから始まる第一歩~」
 愛媛県若年性認知症支援コーディネーター 横田 麻弥 氏


  • 認知症とは、脳の病気や障がいなど、様々な原因により認知機能が低下し日常生活全般に支障がでてくる状態。人(家族・職場・友人)・地域・物などの道具との関係をこじらせることから、関係障害とも言われる。また、18歳~64歳で発症した認知症を若年性認知症という。65歳以上の5人に1人が認知症であり、若年性認知症の方は全国に35,700人、愛媛県では528人(推定数)。認知症になることは特別なことではない。
  • 共生社会の実現を推進するための認知症基本法が令和6年1月1日に施行された。認知症には、①本人の前向きな思い、②家族らの支え、③介護など専門職のケア、④地域とのつながり、が必要(令和5年12月31日、四国新聞に掲載された若年発症者の記事より)。社会の認知症感の転換を進めていくことが必要。
  • 支援される人(認知症の人)と支援する人(支援者・周囲の人)は双方向の関係。当事者が「認知症希望大使」となり、講演などを通じて啓発活動をしている(イネブラー⇒何かを万能にする人や物、能力を引き出す人)。
  • 「みんな違って、みんな尊い」(認知症になった認知症専門医 長谷川 和夫 氏の言葉)
  • 「1人1人の心の中にランプのようなおもいやり…という優しい灯火がともり続けますよう に…」(映画「オレンジ・ランプ」より)
■対談「認知症になってもリア充で過ごす」
 えひめ認知症希望大使 宮脇 勝 氏
 愛媛県若年性認知症支援コーディネーター 横田 麻弥 氏


  • 宮脇氏:大学卒業後、スーパーに勤務。認知症発症後、故郷の松山に帰り、「えひめ認知症希望大使」としてセミナーでの講演や対談、愛媛マラソンボランティアなど、社会活動に積極的に参加している。現在、B型作業所で週4回海産物の加工処理や畑仕事等を行い、週1回はデイサービスのパワーリハビリで体力をつけている。当初、兄は、1人での外出に難色を示していたが、グーグルマップを活用して、大好きなサイクリングや散歩を楽しめており、今は見守ってくれている。三角ベースボールの大会に参加し優勝したこと、地元開催のセミナーで同級生が聴きに来てくれるサプライズがあったこと、東京での全国希望大使交流会議に参加したこと、などを嬉しそうに話された。「認知症がなんやねん~Let’s enjoy life~」
 ○参加者からの意見等

  • お会いする度に若くなられている。今後も若さをキープしながら、頑張ってほしい。
  • 隣にいる横田さんとの信頼関係が素敵な笑顔と笑い声を引き出していると感じた。
    ⇒横田氏:「認知症の人と思っていない。仲間という感覚。」
  • 認知症になっても、宮脇さんのように明るく積極的に過ごせたらいい。