概 要 |
1)令和6年度認知症施策について
・在宅診療が300人超え、認知症の方が増えてきている。
○認知症初期集中支援チーム(検討委員会)
○宇和島市認知症診断費助成事業
・在宅で認知症検査、目的は初期集中支援のMCIの拾い上げ、在宅でできるだけ広げたい。住民の検
査の場を増やしたいと考える。
・初期集中の委託も行っているが、軽度認知障害13%(約3600名)となっている。2チームではマ
ンパワー不足、どうするか。
初期症状の方を病院に連れて行くことは難しい。訪問は受け入れてくださる方もいる。初期の訪問
受け入れへの対応を考えていきたい。検査結果をサポート医につなげて診断につながれば。また結
果を報告させていただきます。
・認知症のラインとは?困っていなければいいのではないか?高血圧の値のようにはいかない。
軽度認知症の場合、値が出たからとそれが支援対象とならない。BPSDが出て困っている人に対し
ての支援で良いのでは?
・うちの病院でも早期診断、早期絶望ではないけど、うまくつながる場所があればいいが、MCIの人
がつながる場がない。そういった方の居場所を適切にしていかないと、そこからどうしていくかを
考えていく必要がある。若年性認知症の方の居場所がなく困る。
そこを宇和島市としてつくってほしい。一方で自ら進んでMCIの方が来る方もいる。健康診断のよ
うな形で受診する方、前向きな方もいる。
・初期は昨年何件実績があったか?
→昨年度は、初期と同等の動きとして診断費助成事業を中心に対応。29件実績あり。
○認知症普及啓発事業
9月世界アルツハイマー月間
(認知症講座)
・臨床検査技師として、啓発ということでお役にたてればとパフィオから声かけあり実施。検査代
500円必要。現在38名の申込みあり。
(映画上映)
・オレンジランプ上映予定。丹野智文さんをお招きしたいが多忙であり、調整中。
・愛媛県における認知症施策について説明。※ちらし参照
認知症本人大使の啓発に力を入れている県のトピックスとして、本人と普及活動をしている認知
症希望大使の募集を行っています。〆切は6月28日です。
歯科医師の認知症対応力向上研修を実施。歯科医師会に委託。平成28年から実施しており、800
名以上の方が受講。南予10数名受講。
(おれんじネット研修)
・認知症疾患医療センターの研修として、9月16日にユマニチュード「あなたに届けるコミュニケー
ション」をテーマに本田美和子先生に来て頂く。場所は、市役所大会議室、時間は、13時~14時
30分。対象者はいつものおれんじネットで案内している方。
専門職じゃなくても良い。一般参加も申込み可能。対面のみ。配信できない。ユマニチュードは規
約で取り扱いが難しく、映像とったり録画ができない。みんなでユマニチュードの小冊子をお配り
して先生が話してくださる。会が終わってから先生と話をする時間があるかも。詳細は決まってい
ない。もしぜひ話したいという方がいれば教えて頂きたい。
また、オレンジドクター向けの研修について、ドクターにしぼってしたかったが、前年度から遠藤
ひでとし先生、アルツハイマー、の著書と出している方にお願いしており、「かかりつけ医のため
の認知症診療」についてお話いただく。7月26日(金)19:00~20:30で開催予定。
(オレンジライトアップ)
・一回目は見に行ったが、下から見えにくかった。お城が見れるスポットがあまりなかった。木が伸
びてきて見えにくい。市役所のオレンジリングドレスアップは見えるので良い。
・他のところのビルにも今後はしていきたい。今年度は本庁舎でやってみる。
・認知症に関する展示について、ぜひちらしやパンフレット等あれば頂ければ。
認知症お役立ちノート
・どちらかというと、活用実績がない。リニューアルの内容は確認している。家族にお渡してるが
フィードバックできていない。症状の変化のページは良くなっている。
歯科について、四苦八苦しているケアマネがいたり、歯科医師に相談してスムーズにいったケース
もある。認知症がそこまでではない方はうまくいっている。事例として、歯がぐらぐら痛みがあ
る、と歯医者に行ったが、仮歯が合わず、本人に義歯を使うことの理解が得られない。認知症の方
には難しかった。ヘルパーにお願いしても怒って使用できない。道しるべになるものがあれば良
い。
・お役立ちノートについて、改訂の変更点など示してみては。
・お役立ちノートはすごく良いと思うので、全戸配布してほしい。
認知症サポーター養成講座
・以前、くらさぽのメンバーで声かけ訓練実施。公民館で講義を受けて、仮の想定で高齢者に対して
声をかける、という声かけを実体験した。感想は、実際に地元の方、意識の高い方がいたからか、
みんな上手にできていた、寄り添いながらうまく声かけできていた、一方で難しいという声もあっ
た。
保健業務に関して、本庁では保健指導時に家族から高齢者の困りごとの相談があれば包括へつない
でいる。支所では、高齢者の困りごとがあれば包括と訪問する。
高齢者夫婦、妻が倒れてご主人一人になって、認知症もあり受け入れもスムーズ出ない方。ほっと
けないと包括と一緒に訪問。認定も受けてなく、サービスを入れたいけど家族が遠方でタイムリー
な支援ができない状況でした。そんな中、近所の人や自治会長など、地域で日々の見守りをしても
らった。そういった方が増えていくので、本人のサービス導入に至るまでの間の支援をどうしてい
くか、必要だと感じます。
2)その他
・MCIを早期に見つけても、治療薬はない。
7月26日(金)おれんじネット研修で座長をするのでよろしくお願いします。
・状態把握が大切。だんだんネットなど平時に見守りできる体制もある。
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